MVS-OCR2シリーズ
数字・アルファベット・記号を読み取れるマルチカメラ文字検査装置は、賞味期限やロット番号の印字検査に最適です。ローコストで賞味期限等の印字不良をなくしたいお客様におすすめです。
用途
こんな検査が行えます
検査画面
OCR(Optical Character Reader)機能搭載
・アルファベット,数字,記号の文字検査が可能です。読み取った印字が、すべて正しければOK、1文字でも一致しなければNGとなります。印字ムラにも対応しておりますので、人の目で見て、読めるレベルのわずかな欠けはOKと判定いたします。
オートカレンダ機能搭載
・年月日や時刻の文字が更新されても自動で追従。印字内容が変更されるたびに再ティーチングや再設定は不要です。また、文字の間隔が狭く、くっついて撮影されても文字の横幅を指定することで1文字ずつ分離して認識することができます。
最大4個の検査ウィンドウ
・印字内容が、製造年月日・時刻・賞味期限・ロット番号等、複数種ある場合に、文字検査ウィンドウを4個まで作成可能。あらゆる印字フォーマットに対応できます。
ウィンドウごとの個別設定が可能
・また、異なる大きさの印字を検出する場合も、個別にウィンドウを設定すれば最適な文字の大きさで撮影可能。安定した検出を行えます。
NG画像を判定基準の調整に使用可能
・NG時に保存された画像やメモリに保存しておいた画像を呼び出して、オフラインでシュミレーションできます。ラインを稼働しなくても、最適な設定に変更してNG誤判定を解消することが可能です。
多機能コントローラでローコスト化に貢献
・専用コントローラにはタッチパネル、モニタ、テンキーがビルトインされているだけでなく、照明用の電源装置も内蔵しています。配線や取り付けの問題を解消しただけでなく、ローコスト化にも大きく貢献します。
コントローラ1台に3台のカメラユニットを接続可能
・コントローラ1台にカメラユニットを3台接続できますので、コントローラのコストはカメラユニット3台使用なら1台あたり1/3になり、ローコスト化に貢献します。
各ユニットに画像処理装置を搭載
・各カメラユニットに画像処理装置を搭載しているため、3台接続しても処理速度が遅くなるようなことはありません。
3ch独立トリガー機能
・各カメラユニットに同期信号を個別に入力できる3ch独立トリガー機能を搭載。それぞれ異なるタイミングで撮影することも、一斉に撮影することも可能です。
バンク機能で対品種ラインでも即対応
・コントローラの操作やRS-232Cによる通信、さらにPLC等からの外部信号で装置の設定を切り換えられるバンク機能を32ch装備。品種が変わるたびに装置を設定をし直す必要がないので、多品種ラインの段取り換え時の時間のムダを省きます。
文字検査装置の難しかった設定を誰でも簡単に使えるようにしました
対話形式で簡単設定
・メインメニューのセットアップアイコンにタッチすれば、画面の右側に説明文や操作方法が表示され、対話形式で設定を進めることができます。設定のし忘れや見落としもなく、簡単でスピーディーに行えます。
パイロットLED機能
・文字や画像をタッチして切り替えたり、ウィンドウの位置やサイズをタッチパネルで直接指定できます。またテンキー部には、設定値のアップダウン、ウィンドウ位置の微調整など、機能に応じて必要なボタンのみが点灯するパイロットLED機能を内蔵しているので、押すべきボタンを迷うことはありません。
用語説明,設定値索引が可能
・操作中に知らない用語や意味のわからない機能があったらテンキー内の?ボタンをプッシュ。選択された用語や機能の説明が表示されます。また、ヘルプメニューで索引アイコンにタッチすると設定値索引画面へ切り替わり、50音順で表示可能。変更したい設定値を選択すると、変更画面にジャンプできる親切設計です。
トラブルシュート機能
・トラブルシュート機能を利用すれば、位置補正が安定しない場合やNG誤判定を解決したいときに、トラブルの診断結果を表示したり、変更すべき項目に誘導してくれます。
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【カタログ】