ゼブラプリンタ 『ラベル&リボンセンサー感度調整』 ZT230
ラベル&リボンセンサー感度調整（Media and Ribbon Calibrate）ZT230
ゼブラプリンタ ZT230 のラベルセンサー、インクリボンセンサーの感度調整方法についてご説明をいたします。
ゼブラプリンタをご使用の際、ラベル停止位置が不安定（1枚ごとに停止位置がずれる）、ラベルを正しく装着しているのにかかわらず「ラベルなしエラー（PAPER OUT ERROR）」が発生する場合、『ラベル & リボン センサー感度調整』を実行してください。
ゼブラプリンタの正面パネルを操作し「ラベルがない状態」「インクリボンがない状態」「全てを正しくセットした状態」のセンサー感度を順番に読み取りします。
LCD画面の操作について、ゼブラプリンタのモデルごとに説明をいたします。
説明文章は、下記のルールで表記をいたします。
- ゼブラプリンタ正面パネルのボタン名を[]に囲んで表記いたします。
例） [SETUP/EXIT]
- LCD表示の内容を「英文（日本文）」で表記します。
例）「DARKNESS（印字濃度）」
センサー感度調整手順 ゼブラ ZT230 プリンタ
ラベルを正しくセットしてください。
下図を参照し、ラベルセンサーの位置を調整してください。センサー真下をラベルの開始位置を示すインジケータ（切れ込み、穴、黒マーク、ラベル間の切れ目）が通過する位置が正しい位置です。
ラベルセンサーの選択
ゼブラ ZT230 プリンタは、透過式と反射式の２種類のラベルセンサーが選択できます。ラベルセンサーの選択は、ゼブラ ZT230 プリンタ正面パネルの操作にて設定します。
「HOME MENU（ホーム・メニュー）」から「SENSOR（センサー）」アイコンを選択してください。
設定項目「SENSOR TYPE（センサー タイプ）」の値を「TRANSMISSIVE（透過式）」または「REFLECTIVE（反射器）」に設定します。
設定方法の詳細につきましては、取扱説明書をご参照ください。
透過式センサー
透過式センサー（下図1）の位置は固定です。
反射式センサー調整ツマミを（下図2）スライドさせ、反射式センサーの位置を調整します。
反射式センサー
反射式センサーは、ほとんどの用紙タイプに適合します。単票用紙を使用する場合、ラベルの開始位置を示すインジケータ（切れ込み、穴、黒マーク、ラベル間の切れ目）を検出します。
連続用紙と単票用紙の両方においては、用紙切れの検出に使用されます。
反射式センサーを使用し、センサー感度に問題がある場合は、透過式センサーをご使用ください。
インクリボンセンサー反射板
インクリボンセンサーと反射板（下図3）間のインクリボン有無をもとにリボン切れの判断をします。
- [左選択]ボタン(1)を押してください。「HOME MENU（ホームメニュー）」アイコン一覧が表示されます。
- [矢印]ボタン(3･5･6･7)を使用し、「TOOL（ツール）」アイコンを選択し、[OK]ボタン(4)を押してください。
- 「PRINT INFORMATION（印刷情報）」が表示されます。
- [右矢印]ボタン(6)を6回押してください。「MEDIA / RIBBON CAL（用紙/リボン C）」が表示されます。
- [右選択]ボタン(2)を押します。
- 「CALIBRATING LOAD BACKING REMOVE RIBBON（台紙をセットします。リボンを外してください）」と表示されます。
- 印字ヘッドを開きます。
- 台紙からラベルを数枚剥がし台紙だけの部分を作り、ラベルセンサー部にセットします。
- インクリボンを取り除いてください。
- 印字ヘッド・レバーを閉じてください。
- [PAUSE]ボタン(8)を押してください。
- LCD画面に「CALIBRATING PLEASE WAIT（キャリブレート中 お待ち下さい）」というメッセージが表示されます。
- このときゼブラプリンタは、ラベルの台紙部分の厚み（感度）を計測しています。
- LCD画面に「RELOAD ALL（元に戻して下さい）」と表示されます。
- 印字ヘッドを開け、インクリボンとラベルを通常どおりにセットし、印字ヘッドを閉じてください。
- [PAUSE]ボタン(8)を押してください。
- 白紙ラベルが数枚送り出され、ラベルとインクリボンのセンサー感度調整（キャリブレート）が完了します。
- [左選択]ボタン(1)を押し、[PAUSE]ボタン(8)を押してください。
- 計測した値は、自動的にプリンタへ保存されます。
